在宅訪問鍼灸マッサージの株式会社はばたきケア／在宅医療と家族のコミュニケーション

現代の日本には、どんどん高齢化の波が押し寄せてきています。そのため、高齢の方をケアする様々な方法が検討されているのです。その内のひとつに在宅医療があります。

在宅医療は、外来、入院に続いて第三の医療方法として推進されているものです。在宅医療のイメージとして、介護の負担が増えるのではないかという、マイナスのイメージを抱いている方が少なくありません。しかし、在宅医療のメインは通院が困難な方の苦痛を抑えることです。家族みんなで在宅医療のことを理解すれば、在宅医療の質は大きく変わります。

ご家族に在宅療養中の方がいらっしゃるのなら、笑顔を絶やさない生活を心掛けてみてください。ニコニコとした明るい笑顔は、楽しい気持ち、嬉しい気持ちを表しており、心の栄養とも例えられています。誰かが笑っている姿を見て、楽しい気持ちになったり思わず笑顔になってしまったりという経験は誰もがあることでしょう。

一緒に暮らす方が以前と変わらぬ笑顔で接してくれることは、在宅療養中の方にとってとても大きなことです。不安や寂しさでマイナスの状態になりがちな心を、ご家族の笑顔によって穏やかで落ち着いたプラスの状態にすることができます。また、介護や身の回りのお世話は家族間で分担して行い、負担の偏りを減らすことも大切です。近年では介護サービスも多種多様になっており、利用することで家族の負担を減らすことも可能になっています。

介護施設や老人福祉施設などの施設を利用しているため、一緒に住んでいないご家族の方も多いです。そういった施設でも、在宅医療を受けることは可能です。こちらでも、療養中の方の心をケアしてあげることが大切になります。定期的に会いに行くことはもちろん、休日を利用して介護や経済的支援などをしてあげましょう。

今後、在宅医療はますます注目されていくことでしょう。在宅医療に対してしっかりとした知識を共有し、家族全員で笑顔のある生活を送れる環境づくりを目指してみてください。